ベカメックス東急会社設立
TopicsMarch 01, 2012
東急電鉄は、ベカメックスIDCと、2011年10月27日に基本合意書を取り交わし、ビンズン省をはじめとしたベトナム国内の都市開発に関する事業検討を進めてきました。両社の協働により、2012年2月27日、ビンズン新都市における街づくりを進めるため、不動産開発を実施する合弁会社を設立することとしました。この合弁会社である「ベカメックス東急有限会社」は資本金8兆6,000億ベトナムドン(当時の為替レートで約327億円)で、2012年3月1日に設立されました。
これにより東急電鉄は、日本国内での「東急多摩田園都市」における街づくりのノウハウや東急グループとしてのネットワークを活用することにより、日本企業としては、同国初の街づくりパッケージの輸出、同国最大級となる街づくりを、ベカメックス東急により展開します。
ベカメックス東急では、ホーチミン市中心部から約30kmに位置し、ビンズン省の省庁舎の移転が予定されている総面積約1,000haのビンズン新都市において、まず、街区面積110ha(敷地面積約71ha)を対象に、総額約1,000億円規模の事業を実施します。約7,500戸の住宅、商業施設、業務施設などからなる「東急ビンズンガーデンシティ(TOKYU BINH DUONG GARDEN CITY)」を開発し、街の認知度を高めながら、定住に向けた街づくりを進めていきます。ビンズン新都市では、ベカメックスIDCが、インフラ、公園、大学、住宅などの整備を進めてきました。 東急電鉄が、本合弁事業に参画することにより、日本の郊外住宅地で実現してきた緑豊かで、利便性の高い、快適なコミュニティーの形成を行い、上質な街づくりに貢献していきます。