Wang Peng
- #MIDORI
Wang Peng
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日々の暮らしから大切な記念日まで地域に美味しさと健康をお届けすることで街と共に私たちも成長していく
「アルチザン・ベーカリー」について
豊富なメニューが特徴です。ケーキやサンドイッチ、パンなど、100種類以上のメニューが揃っているので、いつ訪れても新しい味に出会えます。
店の自慢は商品の味と品質の良さ。たとえば小麦粉は厳選した輸入小麦粉を使い、マーガリンではなく、生クリームにこだわっています。ベトナムの多くのベーカリーでは安価で体によくない植物性クリームがよく使われますが、当店では美味しくてよりヘルシーな生クリームを選んでいます。長期保存は難しいのですが、パンは毎日焼いていますので、お客様により美味しく、健康的な商品をご提供できるのです。
ビンズン新都市に店を開いたきっかけは?
以前からパン作りに興味を持っていたことに加えて、長くアメリカで生活をしていたので、小麦粉は私の生活になくてはならないものなんです。
サイゴンには質の高いベーカリーがたくさんありますが、ビンズン省にはほとんどありません。私の家族や友人たちは、「ビンズン省では美味しいケーキやパンがなかなか見つからない」といつも話しています。そこで、2021年の1月頃に店を開くことを決めました。
開店までの準備では、ホーチミン市でアルチザンベーカリーのオーナーをしているパートナー探しから、店舗物件の選定、差別化の方針、設備の手配まで、様々なことをベカメックス東急さんに相談させてもらいました。多くの作業がありましたが、とても親切に対応していただき感謝しています。プロフェッショナルで情熱的なチームと一緒に仕事ができて、本当にラッキーでした(笑)。
訪れる客層と店の楽しみ方
お客様はベトナムのほか、日本や中国、台湾、韓国、アメリカにヨーロッパ、そしてタイやフィリピン、インドなど、本当に様々です。しかし、約半数はやはりベトナムの方になりますね。子どもから大人まで幅広く、大学教授から工場関係者まで様々な職種の方がいらっしゃいます。
普段使いとしては、居心地の良いスペースをご用意していますので、店内でドリンクやサンドイッチを楽しんでいただいたり、お持ち帰りいただいたり。誕生日や記念日、イベントの際は、オーダーメイドのケーキをご注文いただくこともできます。ウェディングケーキもありますので、様々なシーンで気軽にご利用いただき、この街の地域社会に貢献できればと思っています。
ビンズン新都市の食生活、食環境について教えてください。
私が移住したばかりの頃は、レストランや食材店などの選択肢は多くありませんでした。しかし年々多くの店がオープンし、住民としては選択肢が増えたことを嬉しく思っています。今では新都市内には様々な国、ジャンルの料理を楽しむことができるようになっており、とても速いスピードで街が発展していると思っています。
新都市に住んだ印象は?
新都市に引っ越す前は、同じビンズン省内の旧都市トゥーヤウモットに住んでいました。しかし今は新都市での生活をとても楽しんでいます。というのも、私は混雑した街が好きでなく、広々とした住宅や大きな道路、インフラが整った街が好きなんです。テニスやサッカー、ゴルフなどのスポーツも好きなので、これらの施設がすべて車で数分の距離にあって、とても便利ですね。
子どもたちにとっても良い環境だと思います。遊んだり、走ったりするスペースがたくさんあり、テニススクールやサッカースクールなど教育サービスも充実しています。トゥーヤウモットと比べ、この街は子どもに優しく、成長に適した場所だと感じています。
ビンズン新都市の魅力・お気に入りのスポットは?
先ほどの話の通り、広々とした道路や優れたインフラ、ゆったりとした大きな家、そしてスポーツセンターやレストランが揃っているところでしょうか。私のライフスタイルにあった「暮らしやすさ」があります。
スポットでは「ヒカリ」によく行きます。色々なレストランでの食事も魅力ですが、特にお気に入りのポイントはブランコがあること。娘はブランコが大好きなんです。家族で訪れると私は食事や散歩を、娘はブランコを、それぞれで楽しんでいます。
ビンズン新都市に期待すること
もっと多くの娯楽施設や店があるといいですね。例えばウォーターパークやショッピングモール、アミューズメントパークがあると、子ども達も楽しいと思います。
現在も開発中の街ですので、これからもっと価値がある場所になるチャンスが沢山あります。政府の手厚いサポートや整ったインフラ、そして東急さんのような日本の大企業が一緒になって作っている…。新都市はビンズン省だけでなく、ベトナム南部の他の都市とくらべても、本当にユニークで「無限の可能性を秘めた街」だと思っています。
ベーカリーをオープンした当初、私が妻と一緒に建てた目標は「地域社会に貢献する」ことでした。私も一人のビジネスオーナーとして、街をもっと良い場所にしたい。付加価値のあるサービスをご提供することで、街と共に私たちも成長していきたいですね。